太陽光発電は、ここ2012年以降、設置費用が大幅に下がり再び注目を集めています。
最近の新築一戸建てでは、太陽光発電システムと蓄電池がセットで導入されているケースも増えてきています。
しかし、設置費用が安くなってきたとは言え、本当に費用に見合うだけの節電効果があるのか悩んでいる方も多いかと思います。
太陽光発電は屋根の大きさや向き、周辺の建物環境により発電できる容量が異なる
実際、家庭用の太陽光発電は屋根の大きさや向き、周辺の建物環境により発電できる容量が異なってきます。
今回、私ども株式会社ＳＯＬでは、ある程度の情報を入力する事で、概算費用の見積もりと節電効果が確認できるシステムをWEB上で実現しました。
以下に記載します太陽光発電の基礎情報を参考にお気軽にシミュレーションして、一度導入をご検討してみてください。
太陽光発電に必要なものは？
太陽光発電システムは、屋根などに設置された太陽光電池モジュール（太陽光パネル）に、太陽の光が当たることで電気を作ります。
太陽光パネルで発電した電気は直流で、このままでは直接コンセントから使用することはできません。そこで、パワーコンディショナと呼ばれる機器で、ご家庭で利用できる交流の電気に変換されます。
また屋根に設置するための架台、作った電気を貯めておくための蓄電池、1台で太陽光発電と蓄電池の両方の制御が可能なハイブリッドパワーコンディショナ、モニターシステムなどがあります。
発電した電力は売ることも可能。家庭で消費したり、災害用の蓄えも
10kW未満の太陽光発電設備の場合、昼間に発電した電気は先ず家庭で使用し、余った電気は電力会社に売ることができます（余剰売電）。
売電単価（kWあたりの売電価格）は、申請した年度ごとに定められており、住宅用の場合は10年間同じ価格で売電することできます。ただし、売電価格は下がっており、設備投資額を賄うだけの売電ができるかは見極める必要があります。
夜間や曇りなどで発電した電気が少ない場合は、電力会社から足らない分の電気を買って使用します（買電）。深夜電力は料金が安いため、蓄電池に貯めて昼間に太陽光発電と合わせて利用すると電気代がぐっと下がってきます。
また、停電時でも太陽が出ていれば、1500ｗまで電気を利用できるので、災害時の備えや対策になります。
※ご注意：固定価格での買取期間が順次終了します！
太陽光発電システムの設置に必要な面積と重量は？
屋根に設置する場合、4kWシステムでは太陽電池モジュールの設置面積は約25～40m2 、重さは架台などの設置部材を含めて400～550kg程度です。築年数などから屋根の耐久性を確認する必要があります。
設置できる屋根の条件は？
一般的な住宅の屋根であれば、工法を選べば設置できます。なお、家屋の状況によっては屋根や躯体などの補強が必要な場合があり、設置できない場合もありますので、まずは当社にご相談ください。
方角は発電量に影響あり？
太陽電池を設置する方位によって太陽電池モジュールに当たる日射量は変わるため、発電量も変わります。設置方位としては南向きがベストですが、他の方位に設置することもできます。ただし、北面の屋根に設置する場合、他の方位に比べて太陽電池モジュールの発電出力は少なくなり、条件によっては太陽電池モジュールの反射光が近隣へ影響を与える可能性が高くなりますので、注意が必要です。
パワーコンディショナの設置場所は？
屋内用と屋外用、また兼用のタイプがあります。屋外用の場合、直射日光を避け、雨露がかからない場所に設置してください。屋内用の場合は、高温・多湿環境を避けて設置してください。点検スペースの確保も必要となってきます。
これからは太陽光発電＋蓄電池がお得!!
●電力の買取制度が順次終了していく
●日中に太陽光を貯めて、夜間に使用する事で無理なく活用できる。
●深夜の割安電力を使うことができる
●停電時に電気が使える。
●発電した電気を電気自動車の動力などに使える
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